ひよこらぼ

自作のTSF小説(変身・憑依・入れ替わり等によって性転換する小説)を掲載していく予定です。

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TSツアー

「おい、ホントにここで良いんだよな、裕也。人がほとんどいないぞ」
「そういうツアーなんだよ、寛幹。気にすんなって」


 俺、赤城寛幹は友人の永杉裕也と共にツアー旅行に行くことになった。男2人でバスツアーなんてと、最初は断っていたんだが、裕也に押し切られた。
「なあ、今日はどういうツアー旅行なんだ。お前に聞いても教えてくれないし、旅行会社のパンフレットにも集合場所しか書いていないし……」
「実は目的地は俺も知らないんだ。でも絶対寛幹も気に入ると思うぜ」


 にやにやと笑みを浮かべる友人の姿に、俺はイヤな予感がしていた。




「いたっ」
 集合場所でぼーっとしていると、小さな男の子にぶつかられた。
「あ、すみません。ほら、一輝。お兄ちゃんに謝りなさい」
 男の子の父親らしき男性が出てきて俺に頭を下げた。
「ごめんなさーい」
 元気な声で謝る男の子。
「あ、いえ、別に良いですよ。ぼく、怪我は無かった?」
「うん、だいじょーぶ」
「本当にすみません」
 遠くには母親らしき女性もいた。俺のほうを見て、頭を下げている。今この集合場所にいるのは俺と裕也、それにこの親子の合計5人のようだ。
「ご家族で旅行ですか?」
 俺は男性に尋ねた。
「ええ、妻にせがまれて。実は妻に任せっきりで、どんなツアーなのか知らないんですよ」
「あ、俺も一緒です。友人に誘われて、内容をまったく知らされてないんです」
「あはは、でも、わからないのも楽しいかもしれないですね」
「そうですね」

 男性と話していると、添乗員らしきスーツの男が現れた。
「皆様、お揃いですね。もうすぐバスが来ますので、もうしばらくお待ちください」
 男はにこやかに俺たちに説明を始めた。
「5人だけなんだな」
 裕也に話しかける。
「ちょうど良いんじゃないのか?」
 そういうものなのか。こんな人数で採算が取れるのかと余計な心配をしてしまう。

 そうしている間にバスが到着した。搭乗する際に添乗員から小さなジュース缶を渡される。
「それでは皆様、本日はTSツアーにお申し込みいただきましてありがとうございます」
 バスが発車すると、添乗員がマイクで挨拶を始めた。
「では、さっそく、先ほどお渡ししたお飲み物を飲んでいただけますか」
 このジュースはサービスじゃないのか。それにしても最初にジュースを飲むなんて、どんなツアーなんだ。
 と思いつつ、俺は言われるがまま、ジュースを飲み干した。甘い柑橘系の味が口の中に広がる。
「ふう……、え? あ……、あれ?」
 何だかふらふらしてくる。アルコールが入っているようには思えなかったんだが。周りを見渡すと、あの親子3人は、ぐっすりと寝ている。裕也もゆっくりと眠りに着いていた。そして俺も段々と意識を失っていった。


「……ではこれから自由行動になります。学生の本分を忘れずに。それと集合時間には必ずこの場所に戻ってくること。それでは解散!」
 中年の女性の大きな声が聞こえる。先ほどまでバスで寝ていたのに、いつの間にか立っていたみたいだ。俺はその場で大きく伸びをした。胸部に何か突っ張る違和感があったが、気にせずに回りを見渡す。
「お寺廻りなんてつまんないよね」
「ほんと、もっと遊べるところがよかったよね」
 周りには高校生がたくさんいた。課外授業だろうか、数人ずつ班に分かれてこれからお寺や神社などの見学に行くのだろう。
 しかし何で俺はこんなところに。裕也やあの家族はどこに行ったのだろうか。
ふと、目の前の女子高生と目線が会う。その女子高生は俺の目線に気がつくと軽く手をふって、自分の班のグループへ向かっていった。
 おかしい。何だろう今の反応は。今の子とは知り合いでも何でもない。しかし俺に対する反応はまるで親しい友人に向けるような態度だった。それに、彼女はかなり小柄な子だったが、俺と目線の高さが同じだったような。
 頭を掻く。手に当たる感触はいつもの太い髪の毛ではなかった。細くてサラサラなそれは指に引っかからずに、すっと流れていく。そこで初めて気がついた。髪の毛が長くなっていると。
「何で髪の毛が……、んっ!?」
 口から発する声。明らかに高い声に思わず口を押さえる。
「あ、あー」
 もう一度声を出して見るが、やはり元の声とはまったく異なる。
「な、なんだこれ!?」
 自分の両手を目の前に差し出す。白く細長い指と丸みを帯びた掌。腕には紺色の生地の袖とそこに白い3本のラインが見える。
 胸元を見る。少し膨らんだ胸の上にあるのは袖と同じ紺色の生地と、白いスカーフ。さらに目線を下へやると、ヒダが入ったプリーツスカートが目に入る。そしてその下には細い足とハイソックス、そして黒色のローファーが見えた。
「お、俺は……」
 間違いない。俺は女の格好、セーラー服を着ている。いやその服を着るのに適した体、女子高生になっていたのだ。


「どういうことだ……」
 この制服は、先ほどまでここにいた高校生の制服と同じだ。つまり今俺はこの課外授業を受けている高校の生徒になっているということだろうか。
「しかし……」
 一度、女性の体を認識してしまうと、その違和感からどうも体の隅々が気になって仕方がない。首元にまとわりついてくる長い髪、胸を締め付けているブラや、スースーするスカートの感覚。そして股間の喪失感。
「本当に無いんだよな……」
 俺はおそるおそる、スカートの上から股間を触ろうとする。
「あ、いたいた」
 眼鏡をかけた、真面目そうな女子高生が俺を呼ぶ。俺は慌てて股間から手を離す。
「ほら、早く。班の皆が待ってるよ」
 そう言うと眼鏡の女子高生は俺を引っ張って連れて行く。

「みんな、連れてきたよ」
 眼鏡の女子高生に連れられた先には、3人の女子高生がいた。一人は髪の毛にウェーブがかかっているお嬢様風の娘、もう一人はショートカットの元気そうな娘、そして最後の一人は女子高生とは思えないほどスタイルの良い娘だった。
 俺を含めた5人で一つの班なのだろうか。しかしいったいどんなことを話せばいいんだ。
「何ぼーっとしてるの?」
 眼鏡の娘がじっと俺のほうを見る。俺は恥ずかしくて目線を外しながら
「い、いや何でもないよ……」
 そう言うのが精一杯だった。
「ぷっ、あはははは!!」
 突然笑い出す。
「俺だよ、俺、裕也だよ、寛幹」
 お腹を抱えながら、その娘は俺と友人の名前を口に出す。普段ならそんなこと信じなかったが、今自分に起こっていることを考えれば納得がいく。目の前の女子高生は裕也なのだろう。
「このツアーはTSツアーって言って、異性を体験できるツアーなんだ。で、今日は女子高生の体験ツアーなんだ」
 そんな非現実なことが、と思ったが、今まさに自分の身に起こっていることを思うと、信じざるを得ない。
「何で教えてくれなかったんだよ」
「先に言ったら楽しみがなくなるだろ。俺は突然異性になっておろおろしている姿が好きなんだよ」
 まったく、おかしな趣味を持ったやつだ。

「もしかして、後ろの三人も……」
 そう言って見た先の三人は、それぞれが女子高生に似つかわしくない行動をしている
「やっぱり若い娘はいいわぁ。肌にハリが合って」
 ショートカットの娘がしきりに自分自身の肌を突付いている。この人はあのときの母親だろう。そしてお嬢様風の女子高生が俺に話しかけてくる。
「あのとき話していた大学生の方ですよね、あはは、同い年になってしまいましたね」
 そう言って自分の体を赤い顔をしながら眺めている。
「まさか、こんなことになるなんて……。僕がスカートを……」
 この人は父親だろうな。俺と同じく何も知らなかったんだろう。スカートを摘んでは離している。
「わーい、おっぱい大きい、ぷるぷるだー、変なのー」
 スタイルの良い娘が無邪気に走り回っている。これはあのときの子供、一輝くんだろう。

 そんな俺たちに、バスのときとは別の添乗員が現れ、ツアーの説明を始めた。今、自分たちがなっている娘の体は、全て本当の女子高生で、今、彼女たちの意識は無いそうだ。
「……それで、体験ツアーですので、彼女たちの代わりに女子高生として、課外授業を受けてください。ツアーの期限は課外授業が終わるまでです」
 そう言うと添乗員はどこかへ行ってしまった。

「それじゃ、お寺を廻りますか」
 俺たちは鞄に入っていた課外学習のしおりに従って、お寺に向かった。お寺に向かう途中、何だか妙に視線を感じる。
「変じゃ……ないよな、俺たち」
 俺は裕也に訪ねた。
「まあ、多少は変だと思うが、それより注目されてるんだよ、俺たちは」
「え?」
 周囲を見る。すると一人の男性と目が合った。すると男性は目線を逸らして早歩きで立ち去った。
「こんな可愛い女子高生の集団がいるんだ。そりゃ皆見てしまうって」
「可愛い……」
 恥ずかしいが、注目されるのも気持ち良いかもしれない。


「高いですね……」
「ええ、そうですね」
 俺は、お嬢様姿の父親と並んでお寺の前に立っていた。お寺の本殿は高台にある。つまり長い長い階段を登らなければならないのだ。
「登りきれるかな、この体で……」
「体力なさそうですよね…」
 父親の体は小柄で、手足が細い。まったく筋肉も付いていないようだ。
「おーい、パパたち。早く行こうよ」
 階段のかなり上のほうからスタイルの良い女子高生姿の子がこちらに呼びかける。
「今行くよー。……ふう、行きましょうか」
 俺たちは階段を登り始めた。

「ふうぅ……、はぁ……」
 まだ階段も半分くらいのところで、父親はふらふらになっていた。
「大丈夫ですか?」
「ふぇ……」
 真っ赤な顔をして上目遣いで俺のほうを見てくる。その色っぽい姿に心臓が高鳴る。
「あ、大丈夫です。ふふ、何だか年下の女の子に心配されているみたいで恥ずかしいですね」
 にっこりと微笑むお嬢様姿の父親。何だか自分の中に守ってやりたい気持ちが生まれてくる。
「じゃ、じゃあ手をかしますね」
 そう言って俺はお嬢様の手を繋ぐ。小さくて柔らかな手。握り締めたらつぶれてしまいそうだ。
「あ、ありがとうございます」
 そうして俺たちは手を繋いで階段を登った。


「あの娘たち、手なんか繋いで、仲良いわね」
「女の子どうしのスキンシップって良いな」
 階段をゆっくり登っていると、ふと、そんな声が聞こえてきた。
「……手繋ぐの止めましょうか」
「そうですね……、何だかますます注目を浴びている気がします」
「そういえば裕也と奥さんはどこに行ったんでしょうか」
「二人そろってだいぶ下のほうにいるみたいですね。何故なんでしょうか?」
 確かにかなり下のほうに二人はいた。俺たちのペースに合わせて登ってきているようだ。二人とも体力が無いような体には見えないのにどうして下の方にいるのだろうか。
「いっちばーん!」
 上のほうで子の声が聞こえた。一輝くんが階段を登りきったようだ。俺たちはその姿を見上げる。
「ぶっ!」
 俺たちはそろって吹き出した。このお寺、階段の傾斜がきつくなっている。加えて、今の俺たちの姿は女子高生。つまり短いスカートを履いているわけで。
「見えてるって!」
 スカートの中身が丸見えだった。スタイルの良い女子高生の姿だが、中身は子供。大股開きで俺たちの到着を待っている。周りの参拝者も目のやり場に困っている。
「早く行って止めさせないとな……ってまさか」
 俺は妙に距離を取っている裕也たちのことを思い出した。裕也たちから俺たちの距離は、俺たちからあの一輝くんの距離と同じくらい。ということは裕也たちの場所から見上げると俺たちも――
「早く登りましょう!」
 俺は手でスカートを押さえながら、俺は父親の手を引っ張った。


「いやー、いい眺めだったよ、寛幹」
「ホント、うちのダンナも可愛かったわ」
 裕也と母親は意気投合していた。父親は階段を登りきって体を休めるために木陰に座っている。
とその時、下腹部からむずむずとした感覚が襲ってきた。この感覚は――少し感じ方が違うが、尿意に間違いない。
「裕也、ちょっとトイレ行ってくる」
「ああ、……女子高生の放尿を楽しんで来い」
「変なこと言うな!」
 とその時。
「ママー、おしっこ……」
 一輝君がもじもじしている。その姿が色っぽい。
「あら。……そうだ、このおねえちゃんもおトイレ行くから一緒に行ってきなさい」
「はーい」
 
「おーい、そっちじゃない!」
 男子トイレに一目散に入ろうとする一輝くんを引っ張って、女子トイレの前に連れてきた。
「そっか、今おちんちん無いもんね」
 女子トイレに入る。当たり前だが個室だけだ。
「あ、あの、寛幹おねえちゃん」
「ん、どうした?」
「おちんちん無いと、おしっこどうするかわかんない。教えて?」
「えっ!?」
 俺だってそんな知ってるわけがない。座ってするんだろうか。
「こっちこっち」
「ちょっと、おい」
 一輝くんは俺と一緒にトイレの個室に入った。
「えーっとまず、パンツを脱いで…」
「スカートは?パンツだけ先に脱げばいいの?どうやるの?やってよ?」
 俺は仕方なく一輝くんのスカートの中に手を入れて、下着を脱がし始めた。
女子トイレの個室でスタイルの良い女子高生と二人っきり。しかも下着を脱がしている。何だか何も知らない女子高生を脱がしているみたいで罪悪感がある。しかし実際はトイレの仕方を教えているだけなのだ。
「で、スカートにおしっこがかからないように、便器に座ったら、力を抜けば出るとおもうよ」
「はーい」
 一輝くんは言われたとおりに便器に座った。そして
「ちょっと!」
 便器に座った一輝くんはスカートを両手で持ち上げた。当然パンツは脱いでいるので、大事なところが丸見えだ。
「だって、これだけ上げなきゃおしっこが、スカートにかかっちゃうでしょ」
ジョボジョボ――
 黄金色の液体が便器の中に流れ出る。スタイルの良い女子高生がスカートを捲り上げておしっこを流している。
「ふう、すっきりした」
「あとは、トイレットペーパーで拭けば終わりだよ」
「おしっこなのに紙使うんだ。変なの。ありがとう寛幹おねえちゃん」
 トイレットペーパーで股間を拭き、パンツを履きなおすと、さっさとトイレから出て行ってしまった。

 一輝くんの行動力に呆然としていると、自分も下腹部に張りを感じた。
「う、俺もトイレ」
 俺もパンツを脱ぐ。先ほどの異様なシチュエーションで体が興奮していたのだろうか、ちょっと湿っていた。そして便座にすわり力を抜く。チョロチョロと頼りなく俺の股間からチョロチョロと小水が流れ出る。
「ふう……」
 この安心する感覚は女も変わらない。
「さて、拭かないといけないんだよな……ひゃう!?」
 敏感なところに当たったのだろうか、体に電気が走った。
「恥ずかしい格好だよな……」
 実際はトイレをするだけの日常的な行為だ。しかし、女子高生にトイレを男の目の前で強制的に放尿をさせているような錯覚に陥っていた。俺が女子高生に恥ずかしい格好をさせているんだ。
「ん……」
 そんなことを考えていると、体の中が火照ってくる。股の間がキュンとしておしっことは異なる液が染み出てくる。
「んぁ……」
 胸に手が伸びる。揉んで見ると柔らかく張りのあるそれが俺の手に包まれる。
「柔らかい……、んん……」
 制服の上からでも、胸が敏感に感じる。
「んぅ!? ああん」
 指先が胸の先端に触れる。全身に鳥肌が立ち、全ての意識が胸の先端に集中する。
「あ……、イイ…、胸だけでもこんなに感じる」
 胸だけで全身が震えるような感覚が伝わってくる。これでアソコも触ったら――
 俺はプリーツスカートに包まれた自分の股間を見る。そこは先ほどの胸の刺激に反応して熱が篭っていた。
 女子高生の細い指で何も無い股間を撫でる。
「ああん……、ホントに、何も無いんだ……」
 股間を指で撫でていると、男には無い、穴に指が触れる。
「んぅ……、これが女の子の穴なんだ……」
 試しに、指を入れてみる。
「ひぅ!?」
 細い指が中に侵入しただけで、腰が浮かび上がるほどの刺激を受ける。そのままゆっくりと中を掻き回す。
「あ……、あ…、あん……」
 指が内壁を擦れるたびに甘い快感が押し寄せてくる。
「いい……、気持ちいい……」
 そのまま指を入れていると、小さな突起物に指が触れた。
「ひ!? ひゃうあっ!?」
 甘い快感から一転、アソコから暴力的な刺激が押し寄せてくる。
「そうか…、これがクリトリス……」
 今度はゆっくりとその突起に触れる。
「ああん……、いい……、ああん……」
 体中を廻る快感。声をあげることしか出来ない。
「あん……、あ…、くる…、何か……、あああん」
 意識が朦朧としてくる。全身からくる快感に脳が処理できない。
「あ……、あああああん!!」
 俺は女子高生の体でイッてしまった。



「あん……、まだ、気持ちいい…」
 全身を廻る快感は、イッた後も収まることを知らない。俺は便座の上に力無く座っていた。
「……もう、出ないと……、皆、心配するし」
 乱れた制服を整え、俺は女子トイレから出た。

「皆、待っているだろうな、変に思われなきゃいいけど」
 皆がいるであろう、お寺の本堂に戻るが、そこに、裕也たちの姿は無かった。
「先に行っちゃったのかな?」
 裕也に連絡を取ろうと携帯を取り出そうとするが――
「あ、そうか」
 スカートのポケットには何も入っていない。
携帯は元の自分の体にある。この娘は携帯を持っていないようだ。途方にくれていると、お寺の裏手の方に歩いていく2人の女子高生、あの父親と母親を見かけた。
「助かった……、おーい……?」
 声をかけようとして、俺は言葉を失った。ショートカットの女子高生姿の母親が、お嬢様姿の父親に詰め寄っていたのだ。俺は息を潜めてその様子を見ていた。
「ちょ、ちょっと何するんだ!」
 父親が声をあげる。
「女の子のカラダはどう?」
 母親は父親の耳元で囁きかける。
「ひっ!? どうって言われても……?」
 後ずさる父親、にじり寄る母親。やがて父親は巨大な木を背に、体を押さえつけられていた
「愛してるわ、あなた……。可愛がってあげる…」
「やめっ……、んぅ!?」
 母親は父親の両手を押さえつけ、父親にキスをした。
「ちゅっ……、ちゅぱ…、ちゅ……ちゅぷ……」
 もう1分以上はキスをしているだろうか。押さえつけられていた両手は力なく垂れ、父親の顔は真っ赤になり、目は焦点が合っていない。
「ん…、ちゅぷ……、ふう……」
 ようやく母親が口を離す、唾液が口から垂れていた。
「気持ちよかったみたいね。でも、本番はこれからよ」
 放心状態の父親のセーラー服をたくし上げ、さらに小さなレースのブラを上にずらす。そして顔を近づけると、先ほどの行為でピンと立った乳首に舌をあてる。
「え……、ひゃうん!?」
 突然の胸から刺激に大きな声をあげる父親。
「あう…、あん……。そんな……、やめ……」
 母親の舌使いに翻弄されている。
「ここも、もうこんなに濡れて……」
 母親の手が父親のスカートの中に入る。
「ひ、ひゃああうん!?」
 ビクンと体が反り上がる。
「硬くなると苦しいわよ。ほら、力を抜いて」
 時に激しく、時にやさしく、父親の体を愛撫する母親。見た目はボーイッシュな女子高生がお嬢様風の女子高生を責めている百合な光景だ。
「どう? もう一気にイッちゃう?」
「ああん……ひゃうん……」
 母親は父親への愛撫を強める。
「あ、あ、ああ、ああああああん!!」
 父親の体が大きく反り返り、絶頂をむかえた。


「どうして、あんなことを……」
 こっそりと一部始終を見ていた俺は、思わず呟いた。女子高生2人が絡み合っている行為に、すっかり自分も興奮しているようだ。
「そりゃ、若い女の子になったら、やるでしょ」
「うわっ!?」
 いきなり後ろから声をかけられた。そこには裕也が立っていた。
「驚かせるなよ! それより、女の子になったからって、あんな行為をするのは……」
「何言ってんだ、お前も楽しんだだろ」
 そう言って裕也は俺を羽交い絞めにする。背中に胸の感覚があたり、少し動揺する。
「おい、何してんだ、離せよ」
「やだね。おーい、出てきて良いよ」
 裕也が叫ぶと、スタイルのよい女子高生、あの一輝くんが出できた。その顔は赤みを帯びていて、着ている制服も乱れていた。
「ふふ、おねえちゃんも気持ちよくしてあげるね。裕也おねえちゃんが教えてくれたんだ」
 そういってにじみよってくる一輝くん。その表情は無邪気というより妖艶に感じた。
「おまえ、この子に何をしたんだ」
「ちょっとエッチな情操教育を。母親公認だから安心して良いぞ」
 羽交い絞めになって動けない俺の前に立つ一輝くん。
「や、やめよう。な」
 俺は一輝くんにお願いするが、
「やだ。おねえちゃんにも、頭がふわふわする遊び、教えてあげる」
「や、やめろぉ…………」
 俺は裕也と一輝くんに体を弄ばれた。




そんなことをしているせいで、戻ってきたのは集合時間ぎりぎりなってしまった。
「ではこのジュースを飲んでください」
 添乗員の人が俺たちにジュースを差し出す。ふらっと眠気が差し、気がつくと俺たちはバスに乗っていた。体を見下ろすと、制服ではない、元の自分の体がそこにあった。


「お疲れ様でした」
 バスは元の集合場所に戻ってきた。
「今日はありがとうございました……」
 赤い顔をして俺たちに別れを告げる父親とニヤニヤしている母親。
「おにいちゃんたち、またねー」
 元気に挨拶してくる一輝くん。俺はその子にスタイルのよい女子高生の姿を重ね、顔が火照ってきた。
「俺たちも帰るか。寛幹」
「ああ、でも何だか体が疲れているんだが」
「憑依したせいだろ、寝れば直るって」
 そうして俺たちも家路に付いた。


「やっぱりお寺を廻るより面白かったね、異性を体験するのって」
 ロングヘアーの女子高生が、同じ班の人に話しかける。
「わ、私はあんな大人の男性になるなんて聞いてなかったわよ」
 お嬢様風の女子高生が顔を赤くする。
「何言ってるの、僕に向かってあんなに腰を振っていたくせに。私は異性じゃなかったけど大人の女性になれて、感度もよくて気持ちよかったな」
 ショートカットの女子高生が感慨にふけている。
「アタシはショタになっちゃうなんてね。精通まえのオチンチンを触るのも楽しかったわ」
 スタイルのよい女子高生も嬉しそうに話す。
「私、念願の男同士を体験することが出来て嬉しい。これでますます創作意欲がわいてきたわ」
 眼鏡の女子高生が興奮気味に話す。すると最初に話しかけたロングヘアーの女子高生が苦笑いをする。
「まあ、私も貴重な体験だったわ。でもあれだけやっちゃって大丈夫かな。男の人って一回出すと、すごく疲れるんでしょ」
「まあ、相手も楽しんでいるでしょうし、おあいこよ」


その夜寛幹と裕也は、酷い倦怠感と肛門の痛みに悩まされることになった。


おわり




バスツアーのパンフレットを見て
今回の話を思いつきました。
最近のバスツアーは食べ放題や体験ツアーなど、バラエティーに富んでいて、
パンフレットを見るだけでも何だか楽しいです。

……誰かTSツアーを開催してくれませんかね(笑)

それでは
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コメント

息子と旦那を弄ぶ奥さんが怖いです。実は中身が違っていたりして。

  • 2011/10/22(土) 16:55:28 |
  • URL |
  • TBB #-
  • [編集]

>TBBさん
コメントありがとうございます。
奥さんは同性なのに何故このツアーに参加したのか。
そんなことを考えると、面白いかもしれませんね。

  • 2011/10/29(土) 22:20:56 |
  • URL |
  • #-
  • [編集]

お久ですw
何か色々凄かった
オチは予想外で少しビックリしましたw

  • 2011/11/03(木) 15:14:26 |
  • URL |
  • 雷 #-
  • [編集]

しまった…名前入れ忘れてました。
10/29(土)のコメントは私です。
混乱させてごめんなさい。

>雷さん
お久しぶりです。

オチは……我ながら酷いオチだなと思います(笑)
いったい2人の身に何が!?

  • 2011/11/03(木) 23:07:09 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

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