ひよこらぼ

自作のTSF小説(変身・憑依・入れ替わり等によって性転換する小説)を掲載していく予定です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

乙女心

 バレンタインなんて大っ嫌いだ!
 この日だけは憂鬱だ。チョコレートが貰えるか貰えないかで、勝ち組と負け組がはっきりとする審判の日。

――ちなみに俺は負け組に入る。生まれてこの方、母親と妹以外にチョコなんか貰ったことが無い。
 今日はバレンタイン。学校に行きたくない。負け組の俺は早くこの日が過ぎて欲しいと思っている。
「あー、バレンタインなんて無くなってしまえばいいのに」
 不意にそんな言葉を呟く。
「何てこと言うのよ!女の子が勇気を出して愛を伝えることが出来る特別な日だって言うのに」
「そんなもの女子の勝手な言い分だろ。告白されない男子の気持ちを考えて……って誰だ!?」
 目の前に透き通ったような美しい銀髪の少女がいた。
「あなたは、告白する女子の気持ちを知ったほうが良いわね」
 俺の口の中に甘いものが入れられる。チョコの味が口の中に広がる。
「何だこれは? ……んぐっ」
 咄嗟に飲み込んでしまう。
「お前は何を食わせた……うっ……」
 俺は急に意識を失った。





「あ、あれ?」
 意識を取り戻すとまったく知らない部屋にいた。自分の部屋とは異なる華やかな、女の子の部屋だった。
「どこだここ……って声が…?」
 俺の声が高く、女の子の声になっていた。いや、それだけじゃない。俺の通っている高校の女子の制服を着ていた。しかもその制服が似合う女の子の体に。
「な、な……」
 鏡を見る。そこには見覚えのある顔、同じクラスの女子が映っていた。
「よ、吉川……?」
 肩まで伸びたセミロングの髪、華奢で小さな体。クラスではあまり目立たない女子。俺は吉川雛子になっていた。

「あなたはその女の子、雛子ちゃんになって、チョコを渡して告白してもらいます」
 突然、先ほどの銀髪の少女が現れた。
「何で俺がそんなことを!!」
「あ、心配しなくても元のあなたの体は生活に支障がないように自動で動いてますから、安心してください。では、お願いしますね~」
「おい、話を聞け!」
 俺の言葉を無視して、銀髪の少女は俺の目の前から姿を消した。

「何なんだよ、まったく……」
 机の上には綺麗にラッピングされた箱が置いてあった。中身はチョコだろう。
「俺が吉川になって、吉川の好きなやつにチョコを渡す……」
 何でこんなことになったんだろうか――


~ここから先はマルチストーリーになっています。途中、選択肢がありますので好きな選択肢をクリックして先に進めて下さい~


「と、とにかくチョコを渡さないと元に戻れないんだろうな」
 ずっと吉川のままでいるなんてゴメンだ。

俺は――
A.学校へ行くことにした
B.吉川の体が気になる



















A.学校へ行くことにした

「学校に行かないとな」
 吉川はすでに学校へ行く支度をしていたらしく、身だしなみが整えられていた。俺はかばんとラッピングされた箱を手に取ると吉川の家を出た。
 
「女の子ってこんな格好して平気なんだな」
 女子の制服。特にスカートの感覚が違和感を覚える。歩くたびに足にまとわりつく割には、全然下半身を隠せているような気がしない。こんなものをよく平気で女の子は履いているもんだ。

 学校に着くと俺は吉川の席に座る。同じ教室には俺の体もいた。少女の言ったとおり勝手に動いて俺を演じている。というか俺そのものだ。俺が吉川の中にいて欠席ということにはならなさそうだ。
「さっそくチョコを渡すか」
 たしか吉川はクラスでもイケメンの男子、武藤のことが好きだったはずだ。武藤は教室で女子に囲まれていた。さっそく渡すか、それとも――

C.すぐに渡す
D.渡すタイミングをうかがう
E.手紙で呼び出す



















B.吉川の体が気になる

「今は、吉川の……女の子の体なんだ」
 鏡に映る女の子が自分の好きなように動かせる。
「胸が膨らんでいるし、体も柔らかい」
 そっと胸を揉んでみる。
「んっ……」
 切ない声が漏れる。胸がむずむずして気持ちいい。胸だけでこれだけ感じるなら――
「ここ、触ったらもっと気持ちいいんだろうか?」
 何も無い股間に目がいく。

F.我慢して学校に行く
G.我慢できない


















C.すぐに渡す

さっさと渡して、元に戻してもらおう。俺はチョコを取り出して武藤の元へ向かう。
「ちょっと、雛子、何してるの?」
 俺は吉川の友人の女の子に呼び止められた。
「あんた、それは武藤君に渡すために作ったんじゃないでしょ」
 手作りチョコだったのか。それより武藤ではないとすると、誰なんだ。

H.同じクラスの男の子
I.部活の先輩




















D.渡すタイミングをうかがう

 まわりに女の子がたくさんいて渡すことが出来ない。吉川の体になって俺も引っ込み思案になっているのか、他の女の子がいる前で渡すことに躊躇していた。そこで俺は武藤が一人になるタイミングをうかがっていた。
 そして階段の前で一人になったところで、俺は武藤に声をかけた。
「あの、武藤君……あっ!」
 慣れない吉川の体に、俺はバランスを崩す。
「うわっ」
 俺と武藤は一緒に階段を転げ落ちた。

「ん……」
 俺は男の制服を着ていた。
「元に戻ったのか……?」
 それにしては、何だか体に違和感を感じる。見上げると階段が見える、そして下を見ると、吉川が横たわっていた。
「階段から転げ落ちて……」
 まさか、そう思った時に、吉川が目を覚ました。
「え、あれ、何で俺がそこに……?それに、女子の制服?」
 その言葉で確信した。
「入れ替わってる!?」
「ふふ、俺が、あの勝ち組の武藤に……ハハハ!!」
「え、え? 吉川さん?」

「ああん、武藤くん……いいよぉ…」
「ホント、お前はエロいな、俺のがそんなに良いのか?」
「そんなこと、言わないでよぉ……」
 武藤になった俺は、その容姿を利用して、女を喰いまくっていた。吉川になった武藤は、最初はどうにかして戻ろうとして俺に詰め寄ってきたが、無理矢理犯し、女の快感をその体に刻んでやったら大人しくなった。
 今や俺は、数十人の女を束ねている。俺に惚れている女もいれば、調教して俺無しではいられないようにした女もいる。こんなハーレムを作れるのも武藤の容姿があるからだ。

「ホント、女の子の敵ですね」
 俺の前に銀髪の少女が現れた。
「久しぶりだな。お前も俺のハーレムに入れてやろうか」
「まったく……こんなに悪い方向に変わるなんて……。そんなあなたには、お仕置きです」
「ん…何だ?」
 辺りが光に包まれる。

 いつの間にか俺は空き地で仰向けになっていた。
「んー」
 喋ろうにも、口にガムテープが張ってあるみたいで、喋れない。そして手がロープで縛られている。
「クク、誰も助けに来ないぜ」
 俺の目の前に現れた男、それは武藤だった。
「んー、んー!!」
 ここは見覚えがある。武藤だった俺が、女を犯し、調教した場所。その場所に俺は女の姿でいた。俺は、武藤に犯される?
「んーー!!」
 必死にこの場から逃れようとするが、
「抵抗してんじゃねーよ!!」
 頬を叩かれる。恐怖と痛みで逆らおうとする気になれない。
「ようやく大人しくなったな、それじゃ、俺なしではいられないようにしてやるよ」
「んーー!?」

「あん……、あん……」
「どうだ、気持ちいいだろう、女の体は」
 アタシは、あの日からずっと犯され続けている。もう時間の感覚も分からない。気持ちいい。気持ちいい。
――アタシは、武藤様の奴隷です。

「まだまだお仕置きは続くからな」
 武藤の姿をしているもの。その正体は銀髪の少女だった。
「男になって女を犯すのも面白いですね~」

END8
あとがきへ
















E.手紙で呼び出す

 俺はそっと武藤の机の中に手紙を入れ、放課後空き教室に来てもらうようにした。

 放課後。俺は授業が終わるとすぐに空き教室に向かった
 何だかそわそわする。上手く渡すことが出来るのだろうか。俺は何故か緊張していた。
ガラッ――
 教室の扉が開けられる。そこに武藤はおらず、数人の男女がいた。
「な、何で……」
「吉川さん、武藤くんにチョコを渡すなんて、抜け駆けするなんて、生意気よ」
「え……」
「手紙を渡したのがバレていないとでも思ったの?」
 あまりの剣幕に声が出ない。
「おい、こいつをやっちゃえば良いんだな」
「ええ、後はよろしくね。二度とこんなことしないようにお仕置きしてやって頂戴」
「え……」
 その言葉に、俺は後ずさりする。
「い、いやだ……」
 男達が俺に迫ってくる。その時、急に俺の意識が失われた。

 気がつくと俺は教室にいた。男の、元の体だ。
 辺りは夕方になっていた。先ほどまで起こっていたことは真実だったのだろうか?

J.吉川を助けに行く
K.家に帰る


















F.我慢して学校に行く

「こんなことをしている場合じゃない。早くチョコを渡さないと」
 いつの間にか遅刻しそうな時刻になっていた。俺は急いで学校へ向かう。
「はあっ、はあっ……」
 猛ダッシュで学校までの道を行く。すると目の前に人影が――


N.ぶつかった
O.何とか避けた

















G.我慢できない

 女の快感は男の何十倍と本で読んだことがある。今、俺はそれを体感することが出来るんだ。
 俺はスカートの中に手を入れショーツの上からアソコに触れる
「んあっ!?」
 体がビクンとはねる。それと同時にゾクゾクとした快感が体を駆け巡る。
「はあっ……はあっ……」
 指をアソコに入れる。クチュクチュと愛液が染み出し、指がスムーズに侵入する。
「あん……あああん……」
 鏡ではおとなしい吉川が、はしたなくガニ股でアソコに指を突っ込んでいる。そして上気した顔で気持ちよさそうにしている。
「んあ……あん…ふあああん……」
 気持ちいい。女の体がこんなに気持ちいいものだったなんて。
「あ……あああああああん!!」
 俺は吉川の体で絶頂に達した。


「まだ……、気持ちいい……。これがオンナの体…」
「女の子の気持ちを知る以前の問題ですね」
 俺がイッた余韻に浸っていると、銀髪の少女が現れた。
「そんなに女の子のカラダが好きなら女の子になっちゃいなさい」
「えっ…!? うわ!?」
 俺はまた意識を失った。

「あれ、元に戻った?」
 体の快感が消えていた。そしていつもの自分の体に戻っていた。
「夢だったのか……?それにしてはリアルだった」
 俺は自分の股間に手を当てた。
「あ、あれ!?」
 俺の股にあるべき膨らみが無かった。
「そ、そんな……」
 俺の股間は女性のものになっていた。

股間だけ女性のものに変えたのは、吉川の体を弄くったことに対する、あの銀髪の少女の罰なんだろう。
「ああん……、あん……」
 しかしあれから俺は自分の股間を弄ることに夢中になっている。
「ん、ああああん!!」
 アソコから伝わる甘美な快感に俺は虜になっていた。

END1
あとがきへ





















H.同じクラスの男の子
 吉川が本当に好きな子、それはクラスでも吉川並におとなしい、吉野という男だった。おとなしい人同士でお似合いかもしれない。
 まあ、男に戻るためだ。応援してやるか。
「あの、吉野君」
「え……なに……」
「ちょっと来て欲しいんだけど」
 吉川のことを考えると、人前で渡すことなんてしないだろう。まずは吉野を人のいないところへ連れて行こうとするが、
「ごめん……あの、その」
「いいから、来てよ」
「え、でも……」
 煮え切らない態度に段々俺はイライラしてきた。俺は強引に吉野の手を取り、人通りの少ない階段下に連れてきた。
「え、あの……吉川さん?」
 いつもと違う態度に戸惑っているのだろうが、俺はお構いなしに話しかけた。
「はい、これ」
 チョコを渡す。
「前から好きでした。付き合ってください」
 何で俺が男に告白しなきゃいけないんだろうか。そんな俺の気持ちを抑えて、俺は吉川として吉野に気持ちを伝える。
「ええ…?でも僕なんか……」
 中々返事をしない吉野。もう、この態度には限界だ。俺は強引に行くことにした。
「吉野君は私のこと嫌いなの?」
「嫌いじゃない……けど」
「じゃあ、好きなのね?」
「その…」
「はっきりしなさい!」
「ひ、ごめんなさい……す、好きです」
 何だか吉野を困らせるのが、楽しくなってきた。
「じゃあ、証拠を見せて。私のこと好きなら、これ舐めてよ」
 そう言って紺のソックスを片方脱ぎ、足を吉野の前に出す。
「な、舐めるって……」
「ほら、さっさとやる!」
「は、はい」
 吉野は俺の足をおどおどと舐め始める。何だかくすぐったくて、そして男を支配しているみたいで気持ちいい。
「ああ、良いわ。上手よ」
「あ、ありがとうございます……」
 俺は、吉野という奴隷を手に入れたんだ。


「ほら、もっと丁寧に舐めなさい」
「は……はい」
 俺のアソコを舐める吉野。今日は足だけでなく、アソコも舐めることを許した。
吉野と俺は付き合っている。恋人同士? それとも女王様と奴隷? そんなのはどちらでもいい。
 吉野を苛めるたびに、ぞくぞくとした気持ちが体の中からあふれ出る。それが何とも快感なのだ。
「ああん、いいわ。これが女の気持ちなのね」


「うーん、何を間違えたんだろ……」
 しかめっ面をする銀髪の少女。
「でも、これはこれで女の子の気持ちを知ったことになるのでしょうか……」

END2
あとがきへ

























I.部活の先輩
「泉先輩にあげるんでしょ」
 友人の口から、吉川の部活の先輩の名前が出てきた。
「え? でも女が女に?」
「何言ってるの、お世話になっている先輩にチョコをあげるのがうちの部活の伝統でしょ」
 そうだったのか。俺は早速休み時間に泉先輩の所へ向かった。

「あ、吉川さん、どうしたの?」
 泉先輩はいつも明るくて学校でも目立っている。テニス部のキャプテンで、そして、ものすごくスタイルがいい。ラケットを振るたびに揺れるその胸は、別の意味で目立っている。そんな彼女が俺を真っ直ぐ見てくる。
「あ、あの……チョコを」
 外見は同性でも中身は異性だ。緊張してしまう。
「あ、そっか。バレンタインだもんね。ありがと」
 にこやかな表情を俺に見せてくれる。顔が真っ赤になってしまう。
「どうしたの、顔赤いよ」
「いえ、何でも無いです……」
「よし、保健室に行こうか」
 そう言って泉先輩は俺を連れて保健室に向かった。

 保健室には誰もいなかった。
「ようやく二人っきりになれたね」
 俺の前に顔を寄せて、悪戯っぽく話しかけてきた。
「今日の雛子、私を見る目がいやらしくて、興奮するわ…」
「え、ええ!?」
「チョコを持ってきたということは、ようやく私の愛を受け入れてくれる気になったのね」
 この二人はそういう関係だったのか。いや泉先輩が吉川のことを狙っていたということだろうか。そんなことを考えていると、急に抱きしめられた。大きくて柔らかい胸に押しつぶされる。
「ああ……かわいいわ、かわいいわ雛子」
 髪の毛を撫でられ、耳をあまがみされる。それだけで体がゾクゾク震え、下腹部がむずむずしてくる
「ひゃふ……」
 すっかり泉先輩に骨抜きにされ、そのままベッドに倒れこむ。
「雛子、私を受け入れなさい」
「ふぁ……はい……」

 そこから先はお互いに裸で愛し合った。泉先輩は、俺の、吉川の体を高みに連れて行ってくれる。俺も、泉先輩を慣れない手つきで愛撫する。
「せん…ぱい……も、もう……」
「良いわ一緒に行きましょう」
 股を絡め合い、互いの愛液を混じり合わせながら体を激しく動かす。
「あ、ひゃああああああん……」
「イ、イクっぅぅ!!」
 俺と泉先輩は互いに絶頂を迎えた。

 イッた後も高揚感が収まらない。男とは違う幸せな気持ちに浸っていた
「女の子って気持ちイイ……これが女の子の気持ち……」
 俺は女の子の気持ちを知ることが出来たんだ。

「ちょっと違うんですけど……、まあこれはこれで良いか」
 遠くであきれた顔の少女が呟いた。

END3
あとがきへ






















J.吉川を助けに行く
「夢……じゃない! 吉川が危ない!」
 俺は急いで空き教室に向かった。

 空き教室では今まさに男達に襲われそうになっている吉川がいた。大声で叫べば誰か来そうだが、彼女の性格がそう出来ないのだろう。
 俺は空き教室のドアを勢いよく開けた。
「なっ……?」
 呆気に取られる男たち。その隙に俺は吉川の手を取って教室から逃げ出した。

「はあ、はあ……」
 追ってくる様子も無い。どうやら上手くいったようだ。
「あ、あの……」
 さっきまで俺が体を動かしていた吉川。何だか変な感じで照れくさい。
「あ、ありがとうございます」
 お礼を言われるが、元はと言えばこんな自体を招いたのは自分の行動が原因だ。
「ごめん。何を言っているか分からないと思うけど、こんなことになったのは、俺のせいなんだ」
「あなたが私の体にいたんですね」
「えっ?」
「誰かが私の体を動かしているのは分かっていましたから」
「えっと……」
 何て言えばいいのか分からない。銀髪の少女が原因だと言って信じてくれるのだろうか。

L.訳を話す
M.黙っている




















K.家に帰る
「悪い夢だったんだ」
 女になっているなんてありえない。白昼夢を見ていたんだろう。そう自分に言い聞かし、俺は学校を後にした。
「酷い人ですね、女の子のピンチを見捨てるなんて」
 目の前に銀髪の少女が現れた。
「お前……!? じゃあ、さっきまでのことは……」
 やはり夢じゃなかったのか。
「そんな薄情なあなたには一生女の子の気持ちを勉強してもらいます」
「えっ……!?」


気がつくと目の前に男が数人いた。先ほど吉川を襲おうとしていたやつらだ。
「ひ、ひゃうう!!」
 下腹部から、強烈な痛みが感じられる。俺は再び女子の制服を着ていた。しかしその制服は乱暴に引き剥がされていた。
「さっきまでマグロだったのに、急にどうした?」
「そのほうが犯しがいがあるぜ」
「や、やめろぉ……ひぅ?」
 口が上手く廻らない。体が火照っている。
「もう一回やっておくか」
「そうだな、まだ抵抗する気があるみたいだし」
「ひ……、いやああああ……」

 俺は吉川の体に閉じ込められたまま、毎日犯され続けた。

END4
あとがきへ























N.ぶつかった
 ぶつかったと同時に自分の荷物がバラける
「ご、ごめんなさい」
 ぶつかった人に謝ると、俺は散らばった荷物をかき集め、学校へと急いだ。

 何とか学校には間に合った。
「よし、早速チョコを渡すか……ってアレ?」
 チョコがない。確かにかばんの中に入れたはずなのに。
「まさかあの時……」
 ぶつかったときにチョコがどこかに飛んでいってしまったのかも知れない。

俺は学校を抜け出し、ぶつかったところへ向かった。
「な、無い……」
 チョコはどこにも見当たらなかった。
 結局一日中捜したが、チョコは見つからなかった。

 2月15日。目が覚めても、俺は吉川のままだった。銀髪の少女も現れない
「まさか、ずっとこのまま……、いや来年またチャンスがある!」

 俺は、生まれて初めてバレンタインデーが速く来ることを望んでいた。

END5
あとがきへ























O.何とか避けた
 危なかった。俺はぶつかりそうになった人に謝ると、学校へ向かった。

 学校に着くと俺は吉川の席に座る。同じ教室には俺の体もいた。少女の言ったとおり勝手に動いて俺を演じている。というか俺そのものだ。俺が吉川の中にいて欠席ということにはならなさそうだ。
 「さっそくチョコを渡すか」
 たしか吉川はクラスでもイケメンの男子、武藤のことが好きだったはずだ。武藤は教室で女子に囲まれていた。さっそく渡すか、それとも――

C.すぐに渡す
D.渡すタイミングをうかがう
E.手紙で呼び出す


























L.訳を話す
「実は……」
 俺は銀髪の少女のことを全て話した。
「そんなことって……」
「あーあ、ダメですよ。私のことバラしちゃ」
 突然、その少女が俺たちの前に現れた。
「ということで、お仕置きです」

 俺は再び吉川の体になっていた。しかし、体を自由に動かすことが出来ない。
「あれ、あの人は?」
(俺ならここにいるが……)
「きゃ! どういうこと……?」
 どうやら俺は吉川の中に閉じ込められたらしい。
「でも、あなたが中にいるなら、何だか心強いかも」
(どういうことだよ!?)
「私、武藤君に告白してくる」
 そのまま吉川は武藤に告白し、付き合うことになった。どうやら引っ込み思案な吉川の中に俺が入っていることで、行動的になっているようだ。

 しかし――
「はあっ、はあっ、雛子ちゃん!」
「武藤くん! きてっ!」
 他人のHシーンを、しかも女性視点で見せられるなんて勘弁して欲しい。
「あ、ああああああん!」
 でも、女性のイク瞬間は癖になるかもしれない。

END6
あとがきへ
























M.黙っている
「私の気持ちを後押ししてくれてありがとう」
「えっ?」
 何を言ってるんだ、吉川は。
「毎年、チョコを作っては、武藤君に渡せずに終わっていたの。私に勇気が無くて、周りの女の子が怖くて。でも今年はあなたが進むきっかけをくれた」
「吉川さん!!」
 後ろから大きな声がする。そこには武藤がいた。
「僕宛の手紙が捨ててあるのを見つけて、彼女たちを問い詰めたんだ。そしたら、君を酷い目に合わせるって聞いて、心配してきたんだ」
 武藤のいる方向を見ると、男たちが気絶していた。なるほど、追いかけてこなかったのは武藤がいたからか。
「わ、私は大丈夫……です」
「怪我は? 酷いことされていない?」
「あ、あの!!」
 吉川は今までに聞いたことの無いような大きな声で武藤に叫んだ。
「これ、受け取ってください」
「これを、僕に……?」
「ずっと前から好きでした。付き合ってください!」
「うれしいよ、ありがとう!」

 俺は何だか居たたまれない気分でそっとその場を後にした。
「何だか今まで以上に空しい日だった。何で彼女もいない俺が告白の手伝いなんかしてるんだ。結局今年もチョコを貰えなかったしな」
「お疲れ様でした。告白する女の子の気持ち。少しは理解できました?」
 銀髪の少女がニコニコして俺の前に現れる。
「ああ、とっても分かった。でも疲れたよ。もう用は無いだろ」
「いいえ、あなたにこれを渡しに」
 そう言うと少女はチョコを取り出して、俺に手渡す。
「お、俺に?」
「今日のお礼に差し上げますよ」
 初めてチョコを貰えた。こんなわけの分からない少女に。でも少し嬉しかったりする。
「そういえば、お前は何者なんだ」
「私はヴァレンティヌス。昔の聖職者ですよ」
「それって、バレンタインの元となった人じゃ……」
「そのとおり。日本じゃ女の子が男の子にチョコを渡すなんて楽しいお祭りをしているので、毎年楽しみにしてるんです。時にはこっそりと告白の手伝いもしたりしてます。何で生きているとか、何で少女の姿をしているのかは内緒です。そのほうが神秘的ですからね。それでは」
 言いたいことだけ言って、少女は俺の目の前から消えた。そして手元に残るチョコレート。
「まさか初めてもらうチョコが得体の知れない少女からなんてな」
 俺はそのチョコを口に運んだ。
「あ、そうそう、そのチョコはあなたに最初に食べてもらったものと同じものですよ。食べると恋する女の子に憑依することが出来る魔法のチョコですからね。今日のお礼に楽しんでください」
 少女が再び現れ重大なことをさらっと言う。
「お、おい!? そういうことは早く言ってくれよ……」
 俺は意識を失った。

「ここは……俺の家? ……って、あれ? 妹?」
 気がつくと俺は妹に憑依していた。机の上にはチョコレートが置いてある。
「妹も恋する女の子ってことか」
 兄としては相手が誰か知りたい。俺はチョコの箱の上にあるカードを覗き見た。
「なになに……、えーと、お兄ちゃんへ……って俺かよ!?」
たしかに毎年チョコは貰っていたが、まさか妹が恋する相手って――

 今度は俺が俺にチョコをあげることになりそうだ。

END7
あとがきへ




















あとがき
バレンタインデーが終わってしまいましたが、気にせずにバレンタインネタです。
今回は久しぶりにゲームブック形式です。選択肢を多くした代わりに、一つ一つのパートが短くなっています。
ゲームブック形式はオチをいろいろ考えられるので楽しいですね。
ENDは8種類。GOODEND、BADENDは特に決めていませんので、気に入ったENDがGOODENDということで(笑)

それでは

このページのトップへ

コメント

気になって全部読んじゃいましたwww^^;
自分的にはEND7が一番良かったかな……
あとEND7の続きが気になりましたw

  • 2011/02/17(木) 13:21:09 |
  • URL |
  • かじゃ #-
  • [編集]

わたしはEND6が一番美味しいですね!
自分の身体が自律行動してるんで、自分自身に告白してエッチしちゃう展開も妄想せずにはいられませんが(^^;

  • 2011/02/17(木) 20:06:54 |
  • URL |
  • nekome #lWxbDKCI
  • [編集]

END5の1年後が気になります。

  • 2011/02/17(木) 23:48:44 |
  • URL |
  • #-
  • [編集]

>かじゃさん
全部読んでもらってありがとうございます!
END7は一番最初に考えていたENDです。
オチが弱いかなと思ったため、今回のようなマルチエンドになっちゃいました。

>nekomeさん
END6は少し展開が速すぎますが、
結構お気に入りのENDです。
END6だけでなく、他のENDでもそうですが、
詳細に書かないことで、読み手の妄想で補完してもらおうというずるい手法をとっています(笑)

>無記名さん
1年間も女性の体で過ごしたら、
もう元に戻ろうとは思わないかもしれませんね。

  • 2011/02/18(金) 23:44:37 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

どうも、ゲームブック風でおもしろいですね♪

僕は最初自分の直感でやったらEND6になりました。
その後、他の選択肢でもやってみました。
個人的にはEND3によだれが(^q^)

よ、よし、今からピンクのしおりを探しに…(←ない!/笑)

  • 2011/02/19(土) 14:35:21 |
  • URL |
  • 憑五郎 #dvJyO7Pw
  • [編集]

>憑五郎さん
昔からゲームブックが好きなんです。
書いていても楽しいです。

END3は女性同士でちょっとうらやましいですね。

次はピンクのしおりの要素を取り入れてみましょうか(笑)

  • 2011/02/20(日) 19:40:00 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hiyokolabo.blog85.fc2.com/tb.php/72-5585e977
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

Author:ひよとーふ
性別が変わってしまうTSF小説を掲載していく予定です。
リンクフリーです。よろしくお願いします。

最新記事

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (28)
短編TSF小説(憑依) (16)
短編TSF小説(変身) (9)
短編TSF小説(入替) (9)
短編TSF小説(その他) (10)
TS作品紹介 (2)
憑依バー (4)
逆転 (5)
神と悪魔と存在の手 (4)
カメラ (4)
りある・りふれくしょん (2)
小説一覧 (1)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。