ひよこらぼ

自作のTSF小説(変身・憑依・入れ替わり等によって性転換する小説)を掲載していく予定です。

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こころとからだ

「綾華ちゃん……」
 クラスの憧れの的、新島綾華ちゃん。大きくくりっとした目をしたかわいい顔。つやっとしたロングの黒髪。そして明るい性格で男女問わず人気がある。僕もそんな綾華ちゃんのことを好きになっていた。
綾華ちゃんのことを思って悶々とする日々。僕はその思いを伝えようと、手紙に書き出した。いわゆるラブレターというやつだ。

「あ、あの、新島さん!これ読んでください!!」
「え!?あの?」
「それじゃ、失礼します!」
 僕は勇気を出して綾華ちゃんに手紙を渡すと恥ずかしさからその場から逃げ出した。

 今日一日はまったく授業に手がつかなかった。綾華ちゃんは手紙を読んでくれただろうか。そしてどんな返事をくれるだろうか。手紙の最後には、放課後、屋上で返事を下さいと書いておいた。
 そして放課後、屋上で待っていると思いがけない人物が現れた。
「あんたが綾華に手紙を出したって言う中西ね?」
 そこに現れたのは綾華ちゃんと仲の良い松宮琴美だった。格闘技が趣味という彼女は、そこらの男とは比べ物にならないほど強い。しかしどこにそんな力があるのだろうというくらい、体つきはすらっとしていている。顔も凛々しい。
 そんな彼女がなぜ……?




「は、はい。今朝手紙を出しましたけど…」
「そっか。じゃあ、綾華からの伝言。返事はノー。お断りしますってさ」
「えっ、そんな……」
 断られるだけならまだ良い。せめて綾香ちゃんの口から直接その言葉を聴きたかった。それがこんな他人から伝えられることになるなんて。
「綾…いや、新島さんに直接話を聞きたいんだけど」
「何言ってんの、あんたなんかに綾華が会うわけないじゃない。それじゃあね、バイバイ」
「で、でも……」
 僕は帰ろうとする松宮を引き止めようと近づいたが…
「しつこい!!」

ドンッ――
「うわっ」
 僕は強く押し返された。そのまま壁に体をぶつけて倒れこんだ。視界がぼやける。
「まったく……。これ以上、綾華に付きまとわないでよね」
 ぼやける視界から、松宮の背中が見えた。何で僕がこんな目に……。ただ自分の思いを伝えたかっただけなのに…。
 自分の中で沸々と怒りがわいてくる。

「ま、待てよ!」
 僕の叫びに松宮は気づかない。僕は松宮に向かって駆け出し、肩を掴んだ。

――はずだった。

「えっ!?」
「ひゃっ!な、何?」
 僕の手は松宮の肩をすり抜け、そのまま松宮の体の中に入っていた。
「何だか寒気がする…。何?中西?」
 そういって松宮が振り返る。しかし目線は僕のほうを向いていない。僕が見えていないのか、目線はもっと後ろのほうを見ている……。
 その目線の先には、壁にもたれて気を失っている僕がいた!?

「何で僕が!? じゃあ今の僕はいったい……?」
 改めて自分の体を見ると半透明になっていた。
「まさか、さっきの衝撃で死んじゃった…?」
 考えがまとまらずにパニックになっていると。
「な、中西!?」
 松宮の声が別の場所から聞こえる。いつの間にか倒れている僕の体に駆け寄っていたみたいだ。
「よかった、呼吸はしているわね。まったく、心配しちゃったわ」
 たしかに僕の体は呼吸をしていて、死んではいないようだ。そうすると僕は幽体離脱しているのか。
 
ほっとしたと同時に、再び怒りがこみ上げてきた。よくもこんな目に。
 僕はもう一度悪寒を味わわせてやろうと、今度は両手を松宮の中に入れる。
「ひっ!?あぅ!?」
 びっくりした声をあげる松宮。そして僕は手を引き抜こうとしたが…
「え、あれ!?」
 僕の両手が引き抜けずにどんどんと松宮の中に吸い込まれていく。
「あ、あっ…」
 彼女の背中が近づく。俺は上半身を反って松宮にぶつからないようにするが、今度は足が彼女の中に吸い込まれる。
「ひゃ…、体が動かせない…、何か入ってくる…」

 腰、胸が彼女の中に吸い込まれる。
「ひゃぁぁ……」
 苦しい声をあげる松宮。とうとう頭まで松宮の中に吸い込まれ、俺は意識を失った。



「あれ、僕は……」
 目の前には僕が倒れていた。ということは、僕はまだ幽体離脱しているのか。そういえば松宮の姿が見当たらない。帰ったのだろうか。
「そういえばどうやって体に戻ればいいんだろう」
 僕は体に戻ろうと、倒れている体に手を触れる。しかし松宮のときのように体の中に入ることが出来ない。実体があるように、押し返されてしまう。
「体勢を合わせないといけないのかな?」
 僕は背中に自分の胸を近づけそのまま体を重ねる。

 ぷにょん……。
柔らかい胸の感覚とともに押し返される。
 ……何だ今の感覚は?
 自分の胸を見ると、大きくはないが、明らかに膨らんでいた。いや、胸が膨らんでいるだけでなく、それを覆う服。それはうちの学校指定の女子のブレザーだった。

「な、な、何で!?」
 よく聞くと自分の声も変わっていた。甲高い女の子のような声。
「う、うわっ」
 突然屋上に吹く突風。その冷たい風が僕の下半身に直接当たる。僕の足はむき出しになっていて、腰周りには防寒の役目を果たしていないひらひらとした布。スカートをはいていた。
「さ、寒い…」
 寒さに耐えられなくなり、僕は屋上から校舎の中に入る。
「何で僕がこんな格好を…、それに何で胸が膨らんで…」
 そう思いながら、階段の踊り場を歩いていると、松宮の姿が目に飛び込んだ。
「うわっ、松宮!? って、あれ? 鏡か……え!?」
 踊り場の鏡に映った松宮の姿。他には誰も映っていない。僕が近づくと松宮の姿も近づく。俺の動きを真似する鏡の中の松宮の姿。
「ぼ、僕…、松宮になってる!?」

 先ほど幽体離脱をした際に松宮の体に吸い込まれ、そのまま僕が松宮の体を動かしているみたいだ。
「僕が……、女の子…」
 松宮の背の高さは僕と同じくらい、でも自分の体とは違う細く引き締まった体。

そっと体に触れてみる。
「や、柔らかい……」
 顔、足、腕、腰。そして胸に触れる。
「んんっ……」
 そして男の体には合って女の体にはない部分…、スカートの上からその部分を触る。
「な、何もない…」
 その感覚が不思議で何度も確かめてみる。
「ん…、んぁ……」
 色っぽい声が僕の口から漏れる。

 鏡を見ると勝気な女の子、松宮が恥ずかしそうな顔をして右手を股間の上に乗せている。
「あの松宮が僕の思いのまま……」
 自分の好きなように松宮が動いてくれる。そう思うと僕は気が大きくなる。僕はショーツをずらして直接松宮の恥ずかしい部分に指を入れる。
「いたっ……、んぅ…、くぅ……」
 異物を挿入する痛み。男では絶対味わえない感覚。
「ぺろっ、くちゅっ…、ちゅぱっ…」
 痛みを和らげようと、松宮の細い指を、唾液でしっとりと濡らす。舌を出している姿が扇情的だ。
 たっぷり濡れた指を再度挿入する。
「んあぁ……、いい…」
 蜜壷の内壁を中指でクチュクチュとかき回す。
「ん……あっ!あん…!」
 気持ち良さで声が出てしまう。

「あん…、ここを……、触ったら…」
 充血した突起、クリトリスに目が行く。僕はその突起に触れてみる。
「んっ!? んああ!? ああん…!」
 今までに感じたことのない大きな快感の波。愛液が流れ出て、足がガクガク震える。
「ああん……、あん…、いい…」
 もっと快感が欲しい。僕はクリトリスに爪をかける。
「ひゃぁぁ…、ああん……、くぅ、ああん……」
涙で視界がにじむ。体の奥から湧き出てくる快感に何も考えられなくなる。
「イ…、イクっ……、あ、ああああああん!!」
 大量の愛液が吹き出し、僕は目の前が真っ白になった……。



「はあっ、はあっ……、すごい……」
 腰が震えて立っていられない。僕は床にぺたんと座っている。踊り場の床が僕の火照った生足に当たって気持ちいい。
 鏡には真っ赤な顔をしてへたり込んで座っている松宮の姿。僕があの松宮を屈服させたような気がしてくる。
「ど…、どうだ…松宮……、僕にひどいことをした罰だ……」
 
しばらくぼーっとしていたが、ふと、自分の体のことを思い出す。
「そういえば僕の体、屋上に倒れたままだ!」
 火照ってふらつく体を引きずりながら再び屋上に向かおうとする。その時。

「琴美ちゃん!」
 後ろから声をかけられる。この声は…、綾華ちゃん!
 綾華ちゃんは長い髪を揺らしながら僕の下へ駆け寄ってくる。
「新島さん…」
「どうしたの琴美ちゃん、いつもは名前で呼ぶのに」
「あ…、何でもないよ……綾華」

「それより、琴美ちゃん。断っておいてくれた?」
 僕があげたラブレターの件だろう。よしここは松宮の立場を利用させて、俺の印象を良くしてやろう。
「えと、話してみると今宮くんも結構良い人だったから」
「え…、でもあの人、何だか怖くって……」
「いや、でも実際に会ってみればわかるって」
「え、でも…」
「今ちょっと屋上で気を失ってるけど、すぐに目を覚ますと思うから」
「えー、そんなの放っておこうよ。あの人何するかわからないよ」
 何で会ってろくに話もしていない僕のことをそこまで言えるのだろうか。僕の中で綾華に対する思いが段々と憎しみに変わってくる。

「綾華……」
「何?琴美ちゃん」
「お前の体、もらうね……」
「何言って……ひっ」
 僕は松宮の体から抜け出す。そしてそのまま綾華の中に入り込む。
「いやっ、何か入ってくる……、んぅ…」
 ズブズブと僕の体を侵入させる。
「やめてっ……、んんぅ……、ふぅ…」
 今度は気絶することなく入り込むことが出来た。
「ふふっ」
 視界を覆っている長い髪の毛を掻き分ける。
「僕が、綾華に……」
 鏡には不敵な笑みを浮かべた綾華と、気を失ったまま倒れている松宮の姿が映る。このまま綾華の姿を楽しむのもいいが…。

 僕は綾華の姿のまま屋上に向かった。屋上に倒れていた僕の体は、すっかり冷え込んでいた。
「ふふっ、私のせいでこんなにも体を冷やしてしまってごめんね、中西君。綾華が今暖めてあげるね」
 僕は自分の体に近づき、ズボンとトランクスを脱がす。そして寒さで縮こまっているペニスを取り出した。
「今、綾華が大きくしてあげる」
 僕は自分のペニスを口に含む。
「ん……、ちゅぷ…、んちゅ……」
 クラスの皆の憧れの的だった綾華が、僕のペニスを咥えている。僕のペニスはみるみるうちに反応を示す。
「どう?元気になった?今度は体を温めてあげるね」
 僕は綾華の制服と下着を脱ぎ裸になる。そして僕の体の服を脱がす。そして裸で抱き合う。
「ひゃぅ…、中西君の体、冷たい」
 僕は綾華の体を摺り寄せ、冷えた自分の体を温める。乳首が自分の冷えた体に当たる。

「んぅ…、あん……、ん……、じゃあ、入れるね」
 僕はヒクヒクと動く自分の蜜壷に僕のペニスを咥え込ませる。
「んああぁ……、ああん……」
 震えるような快感、ペニスが子宮の内壁で擦れて気持ちいい。
「あぁん……、いい……、気持ちいい……」
 体を動かすとさらに擦れる。その刺激が快感を大きくする。
「あん……、あん…、いいよぅ……」
 さらに快感を貪ろうと体を動かすストロークを早くする。乳首も僕の体に擦れて胸からも快感が脳に伝わる。火照った体に長い髪の毛があたり、くすぐったくてそれだけでも快感を生む。全身が性感帯になっているようだ。
「あん…、ひゃぅん……、だめぇ……イクぅ……」
 膣の中のペニスが収縮する。気持ちよすぎて言葉にならない。何も考えられない。
「あっ…、あっ…、ああああぁぁん!!!」
――ドクッ、ドクッ
 僕のペニスから大量の精液が僕の膣の中に流れ込む。そして大きな快感の波に飲まれて、僕は綾華の体でイッた。


「はぅ……、はあ…」
 気持ちいい…。綾華の体…。
「ふふっ、うふふふふっ…」
 こんな気持ちいいなんて……。
「あはっ…、あははははっ!」
綾華の気持ちは僕のものにならなかったが、綾華の体は僕のものにすることができたんだ……。



夜の繁華街――
「君かな~、今ウワサのタダでやらせてくれる女子高生ってのは」
「ひっ…違います」
 ガラの悪そうな男と、長い髪の女子高生。
「わ、私、塾から帰る途中で……え!?……ひぅ!?」
 不思議な声を出す女子高生。そして今までのおびえた顔から、口に笑みを浮かべ、
「ええ、私がその女子高生の綾華よ。たっぷりと満足させてね。あたしのカラダ」

 綾華、お前の体は僕のものだ。


おわり



今回はダークなお話です。『逆転』以外ではダークな作品は久しぶりですかね。
少し主人公の性格を自己中心的に書いてみました。なので、少し後味の悪い作品になったかもしれません。
それでは。
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コメント

お久しぶりです

ダーク系はそこまで好きじゃないんですけど
主観的にみるとおもしろいですね 
でも冷たくなっていたところで「死んだ?」って思いました(笑)
今回も楽しませていただきました

  • 2010/02/09(火) 16:07:16 |
  • URL |
  • 紫水晶 #NkOZRVVI
  • [編集]

かつての憧れの相手、そして今は憎しみも抱いている娘となると執着心も強まって、憑依した時の興奮は一層増しますね!
こんな娘を自分の思い通りにできたら、さぞかし気分の良いことでしょう(^^)

  • 2010/02/09(火) 23:51:47 |
  • URL |
  • nekome #lWxbDKCI
  • [編集]

>紫水晶さん
苦手なジャンルなのに面白いと言っていただきまして、ありがとうございます。
実は直前まで主人公が死ぬ展開にしようか悩んでました。
結局うやむやに……。

>nekomeさん
愛憎入り混じった人への憑依というのは、
書いていて結構難しかったです。
憎いけれども好きという主人公の感情がうまく出したかったですね。

  • 2010/02/10(水) 21:57:19 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

面白かったです(^^)
その友人になりすまして、目的の娘とレズHという展開も読んでみたいですね(^^)
なんて(^^;

  • 2010/02/13(土) 14:44:22 |
  • URL |
  • ecvt #-
  • [編集]

>ecvtさん
ありがとうございます。
なりすましも良いですね。
友人という立場を利用する展開というのも面白いかもしれませんね。

  • 2010/02/14(日) 13:51:18 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

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