ひよこらぼ

自作のTSF小説(変身・憑依・入れ替わり等によって性転換する小説)を掲載していく予定です。

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修学旅行

 秋も深まった11月初旬、俺は休暇をとって京都へ向かっていた。京都に行くのは実に15年ぶりくらいだろうか。
 
「やっと着いた」
 京都駅に着いた俺は、さっそくバスに乗ってお寺を廻り始めた、が……。
「す、すごい人だ……」
 人があまりいないだろうと思って、平日に休暇をとって来たのだが、目論見が甘かった。平日は平日で、修学旅行生だと思われる学生の集団がたくさんいたのだ。
「これじゃ、ゆっくりまわれないな……」
 ちょうど修学旅行の学校が重なったんだろうか、特に今俺がいる清水寺はお寺の前の坂からずっと学生がいっぱいで、有名な清水の舞台はあまり見ることができず、人の波に流されてしまった。これじゃゆっくり見ることもできないな……。

「ふう、やっと落ち着いた」
 俺は清水寺の近くにある茶屋で一息ついていた。ほとんど見学する時間のない修学旅行生は茶屋で一服する暇もないのか、茶屋はあまり人がいなかった。しばらくここでゆっくりしていくか。



「ねえ、おじさん、ねえってば」
 ぼーっとしていたら、一人の女子高生らしき女の子に声をかけられていた。おじさん?……ああ俺のことか。まあ高校生から見ればおじさんだよな。
「ん、何?」
「実はちょっと話したいんだけど」
「え?」
 彼女は唐突に、俺に対してここへ来た理由や、滞在時間などを根掘り葉掘り尋ねてきた。まあ俺も女の子と話をするなんてめったにないから、つい話し込んでしまった。彼女の名前は堀野梨佳ちゃん。やはり修学旅行生らしい。セーラー服に身を包んだ彼女は、どこかのお嬢様女子高に通っているらしい。

「よし、おじさんに決めた」
「おじさんって言うな! 俺はまだぎりぎり20代だ! それに藤原大樹っていう名前がちゃんとあるから」
「あはは、ごめんなさーい。それで、大樹さん、ちょっとお願いがあるんだけど……」
 そう言って彼女は両手を合わせて上目遣いで俺のことを見る。
「えーとね、わたしの身代わりになって欲しいの」
「身代わり?」
「わたしの学校、集団行動ばっかで、自由時間がほとんどないんだー。どうしてもいろんなお寺をまわりたくて、少し抜けたいんだ。それでその間、大樹さんに私として集団行動に出て欲しくて」
「おいおい、いくらなんでもばれるに決まってるだろ、女子高の修学旅行に男が混じっていたら」
 個人的にはすごく混ざりたいが、そんなことをしたら通報ものだろう。

「大丈夫!これがあるから」
 そういって彼女はその辺の土産物屋で売ってそうな匂い袋を取り出した。
「大樹さん、これに鼻を近づけてください」
 俺は言われるがままに鼻を匂い袋に近づけた。同じように梨佳ちゃんも匂い袋に鼻を近づける。か、顔が近い……。
「それじゃあ匂いを嗅いでください」
 匂い袋から今までに嗅いだことのない不思議な香りがしてきた。体がリラックスするような……、むしろ力が抜けていくような……。


 
「……うーん」
 俺は意識を失っていたようだ。梨佳ちゃんの姿が見当たらないが、どこかに行ってしまったのだろうか。
「ハックシュン……!」
 それにしても急に寒くなってきた。足が冷える。下を見ると何もはいてない剥き出しの自分の足が見える。そしてその剥き出しの足はヒダの入ったスカートで覆われている。その細くて白い足は自分の意思で動く。
「え……!?なっ…なっ!?」
「あっ、気がついた?大樹さん」
 俺に話しかけてくる男、その姿は自分だった…!?
「お、お、俺っ!?」
 何で俺がいるんだ!?
「もー、鈍いなー、はい、これ」
 俺の姿のそいつは、いつの間にか俺が背負っていた鞄から鏡を取り出し、俺に向けてきた。そこには……、
「梨佳……ちゃん?」
 驚いた梨佳ちゃんの顔がそこには映っていた。
「驚いた?さっきの匂い袋はね、一緒に匂いを嗅いだ人の心を入れ替えることができるんだー」
 そう話す俺。ということは俺の体には梨佳ちゃんが入っているのか。
「も、元に戻るんだろうな…」
「うん、もう一度嗅げば戻るよ。戻るときはまた連絡するから。それじゃあ、身代わりよろしくねー」
 俺の姿の梨佳ちゃんがどこかに行ってしまう。

「おい、待ってくれ……」
 追いかけようとするが。
「梨佳ー、もう集合時間だよー」
 同じセーラー服の女の子に声をかけられた。髪の毛を後ろで2つに結んだ元気そうな娘だ。
「ちょ、ちょっとまって…」
「だーめ、集合時間にちょっとでも遅れたら自由時間が無くなっちゃうんだからね。梨佳も知ってるでしょ」
 そんなこと俺が知るわけがない。しかしこの娘の勢いに負け、俺は彼女の言うことに従った。
結局、俺は梨佳ちゃんの身代わりをすることになってしまった。

 女子高生と一緒に旅行をする。それだけ聞くとすごくうれしく聞こえる。しかし俺もその女子高生になっている。集団で行動しているので、右を見ても左を見ても女子高生。うれしいというよりは落ち着かない。
 それに今の自分の体、梨香ちゃんの体になっているのも落ち着かない。短いスカートが気になってしまう。清水寺から坂を歩いているときは坂の下からスカートの中が見えている気がして変な歩き方をしてしまう。

「ふう~」
 俺は宿泊先の旅館でため息をついていた。たしかに梨佳ちゃんが代わって欲しいと言っていたのもわかる気がする。いろんな場所を廻るのは良いが、詰め込みすぎなんだ。時間がなくてゆっくり見学することもできない。ほとんど駆け足で見学していたような気がする。
 それに慣れない体で歩き回ったせいなのか、それともこの体に体力がないのか、いつもより疲れた気がする。

「疲れたね~、梨佳。ほら、もう足パンパンだよ~」
「う、うわっ!?」
 清水寺で入れ替わって最初に俺に声をかけてきた女の子、名前は遥ちゃんというらしい、がスカートをずらして俺に生足を見せ付けてくる。運動をしているんだろうか、女の子特有のふっくらした足ではなく、すらっとした足をしている。
「どうしたの?そんなにじっくり見て。何か足に付いてた?」
「え…、あっゴメン、何でもないよ……」
 ついつい見とれてしまった。
 
 梨佳ちゃんの泊まる旅館は、一部屋が狭く、2人で一部屋に割り当てられている。梨佳ちゃんはこの遥ちゃんと同じ部屋らしい。
 そうだ、よく考えたらこのまま梨佳ちゃんから連絡がなければ、俺は遥ちゃんと一緒に寝ることに……。それはまずい。どこに行ったんだろうか、梨佳ちゃんは。携帯にかけても連絡が付かないし…。

「あ、もうお風呂の時間だ」
 お風呂だって!?梨佳ちゃんや遥ちゃん、それに他の女子が一糸纏わぬ姿で……。いや、だめだ。勝手に見るわけには……。
「は、遥、私体調が悪いから……」
「だーめ、さっきまで元気だったでしょ。後からは入れないんだから」
 俺はまたも遥ちゃんに連れられてしまった。


「はぅ……」
 天国だった……。桃源郷だった……。
 年頃の女の子がみんな裸で…。無邪気にはしゃいで、体をタオルで隠そうともしない。実は脱ぐとすごくスタイルが良い娘。体はまだ発展途上だけどアソコが毛深い娘。女の子の体なんて見ちゃいけないと思いつつ視線を下に向けると、今度は梨佳ちゃんの裸が……。
 そしてお風呂の間やたらと引っ付いてくる遥ちゃん。髪をほどいた遥ちゃんは別人のような印象をうけた。そんな遥ちゃんも裸で……。
「ふぅ……」
 あまりの刺激の強さに、興奮を通り越して呆けていた。
 遥ちゃんは他の部屋に遊びに行っていない。俺は一人部屋で悶々としていた。

――ガラッ

 突然部屋の窓が開き、人が侵入してきた。そいつは……俺だった。

「こんばんわー、大樹さん。身代わりはどうだった? その様子だと女子高生を満喫してたみたいだね」
「梨佳ちゃん……、って、何で窓から部屋に入ってくるんだよ!」
「だって、正面からだと入れてくれないだろうし。それに門限過ぎてるから、大樹さんを呼び出すこともできないでしょ」
 それはそうなんだが、これは傍から見ると女子高生の部屋に侵入した不審な男だ。遥ちゃんに見つかったら騒ぎになる。

「梨佳、もう消灯の時間だって……、って……!?」
 まずい、何とかごまかさないと。えーっとこの人は自分の知り合いで、忘れ物を届けに来たとか。いや無理がある。それなら窓から入ってくる理由にならないし、ああ、どうしよう。
「梨佳?おかえり。うわー入れ替わった人ってこんな顔してたんだ~」
「はい!?」
 どういうことだ?俺が不思議な顔をしていると梨佳ちゃんが口を開いた
「あはは、実はあの匂い袋、私と遥で買ったんだよね。それでまず私が試してみたんだ~」
 ということは、俺が梨佳ちゃんじゃないことを遥ちゃんは知っていて、足を見せたりお風呂に誘ったりしてたのか……。
「ふふ、大樹さん…でしたっけ。戸惑っている姿が可愛かったですよ」
「う、うるさいな~」
 からかわれていたのか…、まったく。

「もう消灯ですよ、電気を消しなさい」
 そのとき、教師らしき声が廊下から聞こえた。
「まずい、見回りだ」
 そう言うと梨佳ちゃんはすばやく電気を消し、敷いてあった布団に俺と一緒にもぐりこんだ。女子高生と一緒に布団の中で密着している……。でも俺の視界に入るのは俺の体だ。
「ごめんね、大樹さん。先生が見回り終わるまでこのまま隠れさせてね」
「ああ、わかった」

 見回りの先生がいなくなるまで、俺たちは一緒の布団でおとなしくしていたのだが……。
「…んぅ!? あぁん…」
 いきなり、アソコに刺激をうけて、思わず声が出てしまった。
「な、何を…!?」
「いやー、男の体って我慢できなくて。私の体の匂いに興奮しちゃった」
「おまえ…、見回りの先生に気づかれるだろ……ひゃう…!」
 寝巻きのジャージのズボンの中に手を入れられ、ショーツ越しに愛撫される。
「やめ…、あん……声……出ちゃうから……」
 ショーツの中にまで手が侵入してくる。
「何だ、大樹さんも感じていたんじゃないですか。アソコ、しっかりと湿ってますよ」
「うぅ…言うなぁ……」

 俺の指が膣に侵入してくる。体験したことのない体の中に異物が侵入してくるという感覚。指が出し入れされるだけで内側が擦れて気持ちいい…。
 俺の顔が近づき首筋を舐められる。あったかくてやわらかい舌の刺激で、俺の体がゾクゾクと反応する。
「私、首筋が弱点なんだ。こうするとゾクゾクっとして力が抜けるでしょ」
「だ、だめっ、や、やめっ……」
 首筋の刺激、アソコの刺激で呼吸が苦しい。女ってこんなにも感じるんだ……。

ガラッ――
 教師が部屋のドアを開ける音がした。俺は両手で口を押さえ声が漏れないように必死に耐える。しかしそれでも梨佳ちゃんは愛撫をやめようとしない。
 やがて教師が部屋のドアを閉め、足音が部屋から離れていくのを確認すると、口を押さえている手を離した。
「ああん…!あん…!!やめて……、変になるぅ……」
 アソコからは愛液があふれ俺の手を汚す。それでも俺の手は動きをやめない。アソコがヒクヒクと動く。俺には体験したことのない快感。体が浮かぶ。世界が白くなる。視界がぼやける。
「ふぁ…、あ…、あああああ~~ん!!」
 俺は大きな声をあげて女の快感を受け止めた。

 イッた後、薄れいく意識の中で会話が聞こえた
「あーあ、先に大樹さん、イッちゃった。わたしまだ楽しんでないのに」
「男ってそんなに良いの?私も体験してみたいな」
「あー、それじゃあ……」


 翌日、俺は、セーラー服を着て、髪を二つに結んでいた。
「今度は遥の身代わりよろしくね」
 目の前の梨佳ちゃんはそう答えた。
「何でそうなるんだよ」

 今朝、目が覚めると、俺は遥ちゃんの体になっていた。そして梨佳ちゃんは元の体に。そして遥ちゃんは俺の体になって、すでに旅館から抜け出していったらしい。

「まあまあ、なんだかんだで大樹さんも楽しいでしょ~。それに何だったら、今夜は遥のカラダを味わってみますか?」
「う、うるさい」
 俺は昨日のことを思い出し顔を真っ赤にする。女の快感って癖になるよな……。遥ちゃんの体も同じように感じるのだろうか?
「なに考えてるんですか~? 顔がにやけてますよ~。大樹さん、エッチですね~」
「ち、違う。俺の体の心配をしていたんだ」
「はいはい、そういうことにしておきますよ~。それじゃあ行きましょうか」
 なし崩し的に、今日も俺は女子高生として修学旅行に参加することになってしまった。こうなってしまっては仕方ない。女子高生として楽しんでやる。
 俺の京都旅行はまだまだ始まったばかりだ。

おわり



先月、京都に旅行に行きまして、そのときに思いついた話です。平日に休暇をとって行ったのですが、修学旅行生が多くて……、ということで途中までは実話です。どこまで実話かはご想像にお任せします(笑)
 それでは。
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コメント

やはり

やはり入れ替わり物は、良いですなぁ。
今、東京タワーにいてるので、妄想してます。
匂い袋探してます(笑)

  • 2009/12/07(月) 12:39:56 |
  • URL |
  • ニシ #-
  • [編集]

ヤベえw

憑依一筋の私だったのですが、つい全部読んでしまいました><
それどころか続編にも期待が^^
もはや私の当初の基準は崩壊してますが、一言
この娘がいい子でよかった。
別のハメられ方をされたら私も><

めったに素晴らしいとは言わない私ですが、そう感じさせる作者(あなた)様は、つくづくすごいお人だと感じました^^
来年は入れ替わりなど、他の作品も読んでみようかなw(と言いつつ、このサイトのように、すでに全部読んでるとこもあったり)

  • 2009/12/07(月) 13:37:04 |
  • URL |
  • 憑依サイコー #-
  • [編集]

>ニシさん
匂い袋って東京にもあるんでしょうか?
ぜひ見つけて、修学旅行生と入れ替わって下さい(笑)

>憑依サイコーさん
私も最初は憑依が一番好きだったのですが
入れ替わりも好きになってきました。
ダークな話にしようかとも考えたのですが、あえてほのぼの路線でいきました。

全ての作品を読んでいただけるなんて光栄です。
これからも期待にこたえられるような作品を書いていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。

  • 2009/12/07(月) 22:51:32 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

入れ替わり

作品のまとめうまいの一言です、モちょっと読みたいって気になりますね^^

>エダヤンさん
ありがとうございます!
これからもいろんな入れ替わり作品を書いていきますので、
また読んでくださいね。

  • 2010/05/16(日) 00:05:05 |
  • URL |
  • ひよとーふ #-
  • [編集]

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